古典落語と鰻!

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 17:30

JUGEMテーマ:

 

 

 

小樽市花園にあるうなぎ屋

 

「板前 しおみ」のまさとです!

 

 

古典落語には、鰻が出てくる、お話がたくさんあります

 

戦後の名人、八代目桂文楽(1892-1971)は、

 

鰻のお話が得意で、「鰻の幇間(たいこ)」「素人鰻」

 

というお話が得意で「間抜け落ち」と呼ばれるジャンルで

 

大人気だったそうです!

 

 

 

幇間「たいこ」とは、酒などの席で、楽しいお話(落語)で

 

お客を喜ばせて、ご祝儀を頂いて生活している者の事をいいまして

 

その中でも、座敷などに招かれるような幇間「たいこ」はほんの一握りで

 

一流の証です

 

しかし、それ以外の者は自分で顧客を掴まなければならない事から

 

「野幇間」と呼ばれていました。

 

 

 

 

 

「鰻の幇間」のお話の一部・・・

 

野幇間の「一八」は炎天下の中、

 

客を探し町に出歩くといると

 

向こうから浴衣を着た旦那が近づいてきて

 

「おう!久しぶりだな」と声を掛けてきました・・・

 

とりあえず挨拶をしてみるが

 

う〜ん思い出せない・・・

 

どっかで見た事あるような気がするが

 

どう〜しても名前が思い出せない

 

自分の顧客の一人かと思い込んでしまった一八は

 

その旦那に、鰻でも食って行くかと誘われ

 

一八は喜んで付いて行くことにした

 

薄汚いうなぎ屋に案内され、

 

焼きあがった蒲焼とお酒もすすむ二人だが

 

未だに男が誰なのかを思い出せないでいた

 

さすがにいまさら名前を聞く事も出来ない・・・

 

 

 

 

酒の席もいい頃合いで旦那は便所に立った

 

いい客を見つけたと飲み続けていたが

 

男が戻らない・・・

 

便所を探したがどこにもいない

 

 

 

 

気を使って勘定払って帰ったんだな〜

 

粋な男だね〜なんて思い込んでいたが

 

一八に店員がお勘定をお願いしますと

 

告げてきた。

 

 

えっ一緒にいた男はどうしたと聞くと、

 

羽織を着てるのが一八だから、勘定は一八から

 

もらってくれと言ってお帰りになりました。

 

やられた〜

 

 騙された事に気づいた一八は、

 

勘定のあまりの高さに怒りが爆発してしまった。

 

「何でこんなに高いんだ」と店員にいうと

 

『お連れ様が三人前お土産に持っていかれましたので』・・・

 

ますます、やられたと思い観念した一八は泣く泣く

 

勘定をすませ帰ろうと席を立った。

 

その時・・・

 

玄関に自分の下駄は無く、見慣れない汚い下駄が

 

おいてあることに気が付いて店員に聞くと

 

一八の下駄を履いて出ていきましたと・・・

 

 

 

以上

 

散々な顛末の、「落ち」のお話しです!

 

 

当時の鰻屋は、ちょいと小粋で話題にあがり

 

やすい雰囲気があったのでしょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うなぎのしおみ HP

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

ムームードメイン

グーペ

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM